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このページの目次
 凄味とセックスアピール
 情念
 嫉妬と性的エネルギー
 怨念と性の芸術

凄味とセックスアピール
 ある人の写真を見ただけで、あるいはその声を少し聞いただけで、その人が何座生まれであるかを当てるということは可能でしょうか。……これは原則として無理といえます。というのは、人によってその人の太陽の星座(すなわち、生まれ星座)の特徴が外見に現れている人もいれば、月のある星座やアセンダント(上昇宮)のそれが表面に出ている人もいるわけで、普通はその三つの要素が微妙に入り混じっているからです。また、仮にある人の太陽・月・上昇宮が同じ星座にあったとしても、写真を見たり声を聞いたりしただけで生まれ星座がわかるほど、その星座の特徴がその人の外見に現れているとはかぎらないのです。ただ、「原則として無理」ということは、当然例外があるわけで、たとえば水瓶(みずがめ)座など、その知的でクールな風貌(ふうぼう)からそれとわかる人がけっこういます(逆に射手座乙女座などはほとんどわからない)。また、蠍座もその“例外”が相当多い星座といえましょう。

 すなわち、蠍座の人たちのかなりの部分は、凄味(すごみ)のある、あるいは渋い顔をしているか、渋い、またはハスキーな声(あるいはガラガラ声)を持っています。でなければ、とくに女性の場合、ギラギラするようなセックスアピール、濃厚なお色気の持ち主です。

 男性では独特の声の持ち主である森進一をはじめ、蟹江敬三松村雄基(ゆうき)寺田(みのり)清水宏次郎いかりや長介國村(くにむら)(じゅん)糸井重里野村将希(まさき)、そして高嶋政宏高嶋政伸の兄弟にロシアの文豪ドストエフスキー。女性では大原麗子倍賞美津子。この人たちの顔と声を思いうかべてみてください。

 すると、その容貌と声の両方、あるいは一方が、凄みや渋さを表していることがおわかりでしょう。とくに男性は、骨ばった輪郭(りんかく)と鋭い目を持ち、映画やテレビドラマで悪役をやらせたら凄味があるような人が多い。そこまでいかなくても、戦後を代表する経営者の一人である本田宗一郎や自転車競争の中野浩一、それに作家の井上ひさしのように、目元に一種のクセがある人もいます。女性では遠野なぎこ、映画コメンテーターのLiLiCo、それに日本エレキテル連合のロボット役の橋本小雪などはこのタイプといえるかもしれません。

 次に、ハードでギラギラするようなセックスアピールを持ったタイプをあげると、倍賞美津子は声はハスキーですが、容貌はこちらのほうに属します。また蠍座の代表的女優である若尾文子(あやこ)は、昔映画で数多くのセクシーな役を演じましたが、現在ではテレビドラマの『失楽園』で主役を務めた川島なお美が蠍座を代表するセクシー女優といえましょう。

 ところで、2008年に急死した飯島愛は、かつては乙女座と公表していました。しかし、これは“星座詐称(さしょう)”で、島田紳助(牡羊座)に追及されて、本当は蠍座の生まれであることをしぶしぶ認めていました。やはりイメージ的には、潔癖な乙女座よりセクシーな蠍座というほうが納得できます。

 若手タレントでは、「最もセクシーな歌手」とされ「エロカッコイイ」がキャッチフレーズの倖田來未(くみ)が“セクシー蠍座”の典型でしょうか。また、深田恭子倉木麻衣は、十代の頃は普通の美少女でしたが、年を重ねるにしたがって蠍座的な妖艶(ようえん)さが出てきたと思うのですが、いかがでしょう。ところで、深田恭子マリー・アントワネットが大好きで、彼女と誕生日も同じなので、自分は彼女の生まれ変わりだと思っているそうです(当然二人とも同じ蠍座)。まあ、生まれ変わりではないでしょうが、深キョンのイメージからして、彼女の前世が当時のフランスの良家のお嬢さんだった可能性はあると私は思ってます。

               
              ドストエフスキー               マリー・アントワネット

 セクシーな蠍座の男性の代表としては、フランスが生んだ大スターで、蠍座らしいセクシーで渋い二枚目のアラン・ドロンをあげておきましょう。日本では、女性誌のanan「好きな男ランキング」で、好きな男とセクシーな男に15年連続で1位に選ばれた木村拓哉ということになるでしょうか。

情念
「人は見かけによらない」とよくいいますが、これは「人は見かけによる」という原則があって、その原則のみにとらわれがちな人々に対する例外の存在の指摘、と考えるべきでしょう。一般的には、容貌(ようぼう)などの外見は、その人の内面をそのまま表したものと考えてよいといえます。蠍座のかなりの部分の人々が、渋さや凄みのある、あるいは濃厚な妖艶(ようえん)さを表した容貌を持ち、渋い、あるいはハスキーな声をしているということは、その内面の神秘性や秘めたエネルギー、あるいは情念といったものが表出したと考えていいでしょう。

 蠍座は蟹座魚座とともに水の宮に属し、その感情的・情緒的性格、どちらかといえば消極的で受け身の傾向は共通しています。しかし、蠍座が「かよわい」ほかの二座と異なるところは、強烈なバイタリティーとエネルギーの持ち主であって、精神的にも肉体的にも強靱(きょうじん)であるということです。ただ、そのエネルギーは火の宮(牡羊座獅子座射手座)のように明快な積極的行動となって現れずに、その肉体の奥深くに秘められている。したがって、蠍座には陰性でガンコな、なにか得体の知れないオドロオドロシイ印象のある人がいるというのも事実です。戦前から数十年間にわたり日本の政治に影響力を持ちつづけた元首相の信介(のぶすけ)を、「昭和の妖怪(ようかい)」とはよく言ったもので、確かに蠍座の怪物的人間には「妖怪」といったドロドロした表現がふさわしい。これにならって言えば、ドストエフスキーは「文学界の妖怪」といったところでしょうか(いかりや長介は『喜劇界の妖怪』で、マツコ・デラックスは『○○○の妖怪』?)。ちなみに、同じ水の宮でも、(かに)座と魚座にはお笑いタレントが異常に多いのに対し、蠍座にはほとんどいません。このことが蠍座の特質を象徴しているようにも思うのですが。

嫉妬と性的エネルギー
 蠍座のどちらかといえば陰性な、内に秘めた強烈なエネルギーといったものは、火の宮のそれとはかなり違った形で現れることがあります。それは第一に嫉妬(しっと)深さ・執念深さであり、第二に圧倒的なセックスのエネルギーです。たとえば、ピカソや「六十二人の愛人がいた」ともいわれるミッテラン元フランス大統領、それに加山雄三(牡羊座)の父親だった上原謙が、六十代、七十代になってからも子宝(こだから)に恵まれたのも、このような「老いてはますます盛ん」という蠍座の能力のおかげといえましょう。

 しかし、蠍座はこうした性的エネルギーを授かった見返りとして、激しい嫉妬に苦しまなければならない性格も同時に与えられています。郷ひろみ(天秤座)はかつて二谷友里恵との離婚を発表し、同時に、それに至るまでの経過を書いた本『ダディ』を出版して世間を驚かせました。しかしこれを読むと、二谷友里恵が嫉妬深さという点において、蠍座の典型的な性格の持ち主であることがわかります。

「万一、ひろみさんが自分の車の助手席に具合の悪くなった女性を乗せていても、かわいそうな女の子に食事をご馳走(ちそう)していても、偶然に古い女友だちとホテルのロビーでバッタリ会ってでてきたとしても、わたしは認めない、……そのときは許さない」(同書より二谷の言葉)

 そして二谷友里恵の月は牡羊座にありますが、蠍座の嫉妬深さに牡羊座の短気・攻撃性が加わるので恐い。郷の服に女性の口紅が付いていただけで二谷の強烈な平手打ちが飛んでくるということになるわけです。蠍座の女性との結婚を希望する男性は、絶対に浮気はしないという覚悟が必要といえましょう。

 現在の蠍座の若手タレントでは、倖田來未が「メチャやきもちやき」で恋人の携帯電話の着信履歴(りれき)を見たことがあるということですし、小池栄子も自分のことを「凄いやきもち」と話してました。そして海外の女性では、元アメリカ大統領のビル・クリントン(獅子座)の妻で、オバマ大統領(獅子座)と民主党の大統領候補の座を争い、現在の国務長官であるヒラリー・クリントンが、嫉妬深い蠍座の女性の代表といえます。彼女は夫の大統領がモニカ・ルウィンスキーとの「不適切な関係」を持ったとわかったとき、「とめどもない怒りに我を忘れ、妻としてはビルを絞め殺してやりたかった」と告白しています。しかし「彼は私が支援したいと思うようなアメリカと世界の指導者だった」ため思いとどまったわけです。

 また、かつての映画評論家で小森のおばちゃまこと小森和子も、自分の嫉妬深さについて告白していました。彼女は昔の夫がほかの女性と関係していることを知ったとき、嫉妬の炎で身を焼かれました。夫は自分の態度を決定するまで半年間の猶予がほしいと言ったため、彼女はヘビの生殺(なまごろ)しのような状態におかれ、激しい嫉妬と苦しみで顔つきまで変わってしまったといいます。しかし、彼女はそれでもそれに耐えたわけです。これはやはり蠍座の強靱(きょうじん)な精神力のおかげといえましょう。たとえば、失恋して自殺する人間が一番多いのは蟹座ということで、魚座も当然多いでしょうが、同じ水の宮でも蠍座はどうでしょうか。苦しみにのたうちまわりながらも、それに耐えるだけの強さがあるといえるのではないでしょうか。

 さて、蠍座はこうした嫉妬深さとともに執念(しゅうねん)深さという性格も持ってますが、ネアカ大好き社会の今の日本では、こうしたネクラの要素は、やはりネクラ星座といえる山羊座の性格と同様、敬遠されるでしょう。しかし、執念深さというのは、はたして蠍座の短所でしょうか。執念のないサッパリした性格というと聞こえはいいけど、これはまたネバリがないということにもつながります。こうした人間に大きな仕事、まして偉大な仕事などできるようには思えない。十年もかけて一つの研究に打ち込むとか、あるいは芸術の大作に挑むというようなことには、ある種の執念が必要とされます。蠍座の人たちも、その執念深さというエネルギーをプラスの方向に役立てるということが、一つの課題といえましょう。

怨念と性の芸術
 こうした蠍座の執念深さ、性的エネルギーといったものは、蠍座の芸術家や作家の作品に独特の性格を与えています。その典型はピカソドストエフスキーでしょう。

 ピカソの作品中もっとも衝撃的なものは、怨念(おんねん)の絵画である『ゲルニカ』と、性の版画である俗称『エロチカ』です。『ゲルニカ』はピカソの故国であるスペインの町ゲルニカをナチス・ドイツが爆撃して市民が全滅した悲劇を描いたものですが、その阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵には、ピカソの怨念が横溢(おういつ)しています。これに対して『エロチカ』は、八十代になっても、上半身裸で創作を続けるなど青年のような活力を維持していた彼が、セックスをテーマに制作した三四七点にのぼる版画ですが、その赤裸で奔放(ほんぽう)な描写により性の賛美をする凄まじいエネルギーには、あけすけなセックス談義をしていた小森のおばちゃまもまっ青というところでしょう。

 作家の西村寿行(じゅこう)笹沢左保(さほ)は、共に蠍座らしい渋い、あるいは凄みのある顔つきをしていましたが、その小説もやはり蠍座らしく怨念・復讐(ふくしゅう)ということがしばしばテーマとなり、また、強烈な性描写も売り物の一つです。しかし執拗なオドロオドロシイ描写ということにおいては、ロシアの文豪ドストエフスキーの右に出るものはないでしょう。彼こそまさに蠍座のシンボルとでもいうべき人物です。

 ドストエフスキーはテンカンで賭博(とばく)狂で激情的な人間でした。歴史上の大天才のうち四割は精神異常で、異常性格を加えると九割を越えるということですが、彼は当然その四割のなかの一人であったわけです。彼はまた、蠍座らしく異常に嫉妬深い人間でもありましたが、次のエピソードがそれを裏づけています。

 彼と二度目の妻であるアンナが親戚の家へ遊びに行ったとき、彼女はそこに客として来ていた青年としばらく談笑しました。ところが、その晩ホテルに帰ったあと、ドストエフスキーは「おまえは一晩中夫を苦しめるために男とでれでれしていた」と彼女を非難して、やがて狂ったように叫んだりわめいたりしだしたということです。アンナが泣きくずれると、やっと我にかえって妻をなだめにかかったということですが、男の激しいヤキモチというものは、女のそれ以上に厄介といえます。

 ところで、彼の代表作である『カラマーゾフの兄弟』は、トルイトイ(乙女座)の『戦争と平和』とともに世界文学史上の頂点に位置するものですが、これほどとてつもない「深み」を持った小説もないでしょう。一人の女性を父親と息子で争うドロドロした肉欲とか、恐ろしい怨念がもととなった父親殺しといった凄絶(せいぜつ)な蠍座的世界が展開されます。そして、こうしたものには、彼の蠍座らしい執念深さ、嫉妬深さ、強い性的エネルギー、そして暗い情念といったものに、人間の魂の奥底まで見抜いてしまう蠍座の洞察(どうさつ)力が作用しているといえます。もっとも、十九世紀の作家である彼の場合、いわゆる性描写といったものは全くありませんが、彼が小説の文体のみならず、その方面でも蠍座らしくしつこかったということは、二度目の結婚をして十年近くもたった五十五歳のとき妻のアンナにあてて書いた手紙が裏づけています。

「……それに、あの点についてもぼくたちの秘密はみんな共通のものだからね。だからこそ、ぼくは君の原子の一つずつをあがめたてまつって、いつものように、君の体じゅうを()くことなく接吻せずにはいられないのだ。だって君はあの点についても自分がどんなに素晴らしい妻であるか、自分じゃわからないだろうからね! しかし、帰ってから、何もかも君に証明してみせるよ。まあ、かりにぼくが情欲の強い男だとしても(いや、情欲の強い男だけれども)、これほど飽くことなく一人の女性を愛することができるなんて、君は考えてみたことはないのかね。ぼくはもうそのことを千遍も証明してみせたじゃないか……」(『ドストエフスキー』原卓也著)






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