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   私の選んだJポップ・オールタイムベストCD&DVD
                           (その4)
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私の選曲によるJポップ・オールタイムベストアルバム
 さて、最後に、私の選んだ歌で構成したJポップ・オールタイムベストアルバムというものを考えてみました。最初は一枚のCDにそれぞれの歌手の歌を一つずつ入れようと思ったのですが、これは無理なので二枚組CDにしようと考えました。でも、さらにあの歌も入れたい、これも入れたいとなり、結局三枚組CDということに。歌を選ぶ基準は、ただ一つ、定番かそうでないかは関係なく、あくまでも私が大好きな歌ということです。単に好きというだけでしたら何百曲もありますから、ほとんどがその歌に“恋してる”というレベルのものです。しかし、その結果できたアルバムの構想は凄いものになりました。まさに名歌の海。もしかしたらJポップ史上最高のアルバムかもしれない。

「そんなこといっても、単にあなたの好みで選んだものにすぎないではないか。サザンも中島みゆきも浜崎あゆみもB'zも入っていないオールタイムベストなんて意味がない」という人もいるでしょう。そうかもしれません。しかし、では仮に多くのレコード会社が共同でオールタイムベストというのを作ったとしたら、どういうものができるでしょうか。単にJポップを代表する歌手の定番を並べるだけ、それしかありません。すなわち、太田裕美は「木綿のハンカチーフ」、野口五郎は「私鉄沿線」、松本伊代は「センチメンタル・ジャーニー」というように。確かに定番というのはいい歌が多いけれど、必ずしも本人のベストの歌曲ではありません。また、Jポップファンのなかには、「もう定番は聴き飽きた。いままで聴いたことのない歌ですばらしいものを聴きたい」という人もいるでしょう。しかし、ではそうした歌を誰が選んだらいいのか、レコード会社の社員としてはどうしようもないわけです。

 そこで一人、決してマニアックな趣味の持主でもなく、多くの人がすばらしいと感じるような歌を選べる感性を持ったカリスマ的な人物が出てきて、オールタイムベストアルバムの歌を選んだとしたら、爆発的なヒットアルバムになるかもしれないのです。問題は、私が将来、本当にそのカリスマになれるかということですが。(今まで、いわばミニ・カリスマとしては、自分の選んだエルビス・プレスリーの歌のベストアルバムが発売された小泉元首相がいます)

 では、次にこのベストアルバムに入れる歌を並べてみることにします。歌のあとにはその歌が入っているアルバムを記しておきます。

 DISK-1は、アイドルたちの名歌。定番は岩崎宏美の「思秋期」と松田聖子の「赤いスイートピー」だけ。あとは「知られざる名歌」という凄さ(?)です。別に意図したわけではありませんが。

 DISK-2は、シンガーソングライターを中心にした傑作。DISK-1よりは定番が多くなりました。

 DISK-3は、現在の歌手たちの名歌です。定番が多いですが、倉木麻衣は「知られざる名歌」が中心になりました。



    DISK-1 (収録時間78分)

岩崎宏美
1.「思秋期」(『思秋期……男と女』『Golden best』)
2.「美しい夏」(『飛行船』)
3.「南南西の風の中で」(『パンドラの小箱』)

太田裕美
4.「都忘れ」(『手作りの画集』)
5.「心象風景」(『こけてぃっしゅ』『ゴールデン・Jポップ/ザ・ベスト』)
6.「ピッツア・ハウス22時」(『Elegance』『ゴールデン・Jポップ/ザ・ベスト』)
7.「Summer End Samba」(『Elegance』)

野口五郎
8.「ドライ・フラワー」(『異邦人』廃盤)
9.「21世紀箱舟の出帆」(『北回帰線』廃盤)

河合奈保子
10. 「Home Again,Alone Again-ガラスの中の海-」(『Daydream Coast』)
11. 「幻の夏」(『Summer Delicacy』)

柏原芳恵
12. 「最後のセーラー服」(『Aries』廃盤・ダウンロード可)

松田聖子
13. 「赤いスイートピー」(『Pineapple』)
14. 「Star」(『Windy Shadow』)

南野陽子
15.「安息の午後」(『Gather』廃盤・ダウンロード可)
 
松本伊代
16.「泣かないでギャツビーⅡ」(『松本伊代〈New Best One〉』)
17. 「ソナチネ(impressive version)」(『Private File』廃盤、『松本伊代〈New Best One〉』効果音のないバージョン)

薬師丸ひろ子
18. 「終楽章」(『2000(ミレニアム) BEST』)


  DISK-2 (収録時間……77分)

八神純子
1. 「一年前の恋人」(『夢みる頃を過ぎても』)
2.「Falling for you」(『Lonely Girl』)

山本達彦
3. 「IN SUMMER DAY」(『ゴールデン・ベスト』『MATINI(マティーニ) HOUR(アワー)』)
4. 「紫陽花(あじさい)」(『ゴールデン・ベスト』『MUSIC』)
5. 「街角」(『夏がはじまる日』廃盤)

松任谷由実
6.「ノーサイド」(『NO SIDE』)
7. 「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」(『VOYAGER』)
8. 「()る時」(『REINCANATION』)

山下達郎
9. 「さよなら夏の日」(『ARTISAN(アルチザン)』) 
10.「クリスマス・イブ」(『Melodies』)

高橋真梨子
11.「for you ……」(『the best』)
12.「真昼の別れ」(『the best』『method』)

今井美樹
13.「overture(序曲……演奏のみ)」(『IvoryⅢ』)
14.「野生の風(新録音)」(『IvoryⅢ』)
15.「瞳がほほえむから(新録音)」(『IvoryⅢ』)
16.「半袖」(『retour(ルトゥール)』)
17.「遠い街から」(『flow into space』廃盤、『I Love A Piano』別編曲)


   DISK-3 

宇多田ヒカル
1.「真夏の通り雨」(『Fantôme』)

倉木麻衣
2.「Beautiful」(『ALL MY BEST』)
3.「My way」(『Smile』、編曲、歌唱法はビデオの『Opus 3』がベスト)

中島美嘉
4.「STARS」(『BEST』『TRUE』)
5.「WILL(Album Version)」(『TRUE』、『BEST』はシングルバージョン)
6.「雪の(はな)」(『BEST』『LOVE』)

平井堅
7.「Ring」(『歌バカ』『LIFE is…』)
8.「瞳をとじて」(『歌バカ』『SENTIMENTA Lovers』)

平原綾香
9.「おひさま~大切なあなたへ」

MISIA
10.「Everything」(『Love & Ballads』)
11.「果てなく続くストーリー」(『Love & Ballads』)
12.「Angel」(『ASCENSION』)
13.「SEA OF DREAMS」(または「逢いたくていま」)
14.「To Be In Love」(『Eighth World』)



 このアルバムに入れる歌は、歌手一人につき三曲までと考えたのですが、例外的に太田裕美と今井美樹は四曲、MISIAは五大傑作をどうしても削れなくてすべてを入れることにしました。このアルバムを三枚組で3800円ぐらいで販売してくれれば、単にベストセラーとなるだけでなく、Jポップの至宝の記録としての意味を持つものになるのではないかと思います。もちろんレコード会社が異なる今の歌手たちの代表曲も入っているわけですから、簡単には発売できないでしょうが。


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